答えに辿り着くための指示
小学校受験の話。面接で「子どもが生まれた時の話をしてください」と言われたら、「◯月◯日の◯時頃に陣痛がきて、◯病院で出産になりました。当日はよく晴れた日で、・・・」という話をしてはいけないらしい。
なぜか。
それは、学校側が聞きたいのは、自分が親になってどのように感じたのかを知りたいのであって、出産体験記を聞きたいわけではないからだそう。
言われてみれば確かにそうだが、
いや、いきなり聞かれたら、そんなのわかんなくね??
出産体験記語るよね?笑
どちらが悪い?
これ、相手の意図を汲めない親が悪い派と、聞き方が不親切な学校が悪い派でわかれそう。ただ、あくまでもルールメーカーは学校。「こういう親の子どもを取りたい」という学校の思惑を把握した上で動かなければならないのだろう。
受験におけるルールメーカーは学校で、受験生とその親はルール上で動くコマなわけだから。
ところが、これが職場の上司と部下になると少し具合が違ってくる。
職場の上司と部下の場合、上司が指示を出して、部下が意図を汲めなかった場合はどちらが悪いのか。私はどちらも悪いと思う。なぜならルールメーカーは上司と部下ではなく、経営者だから。
経営者が社員に求めるのは「利益をだすこと」。上司がわかりにくい、誤解を生むような指示を出したり、部下が上司の意図を汲めず、とんちんかんな答えを出したら、それはどちらも悪い。お互いに(あるいは一方が)歩み寄り、利益がでる、あるいは大きくなるような行動をとる必要がある。
では、AIは?プロンプトを出した人間が悪い。ルールメーカーはAIだからだ。人間は自分の思う答えが得られるように、プロンプトを練らなければならない。AIが誤解するような、AIが答えを出せないようなプロンプトを出すのではだめなのだ。
ルールメーカーが違えば責任の所在が変わる
いずれも同じ、「指示→答え」という流れなのに、責任の所在はあっちにいったりこっちにきたり。
大事なのはルールメーカーがだれか。
ここを見誤るとすべてアウト。
