オワコン
終わったコンテンツ。略してオワコン。
かつて医師、弁護士といえば最強の国家資格と言われていたが、いまや医師はオワコン、とSNSで話題である。とくに開業医は完全にオワコンで、下がり続ける診療報酬改定、上がり続ける物価に挟まれ、ひたすら利益が落ち続けている。
私も開業医の端くれなので、もちろん、ひたすら利益が削られ続けている。改定があるたびに震えながら内容を端から端まで見続け、少しでもダメージがでないように工夫する。何かできることはないか、と探すが、あまりない。結局、今までと同じように利益を上げるには点数が下がった分、来院者数を増やすしかない。つまり、限界がある。
しかし、それでも、今までは何とか利益を上げ続けることができた。勤務医時代と比べても年収を多く得られるようになっているし、資産形成に回すことができるお金もある。
もちろん、本当にオワコン化してしまい、廃業して勤務医に戻る人もいるし、開業医を続けているけど勤務医時代より年収が下がってしまっている人もいる。これは保険診療の開業医といえど経営者の端くれなので仕方がない。資本主義で事業を営む以上、差が生まれる。
さて、何が言いたいのかというと、「オワコンでも、何とかなることがある」ってこと。もちろん生存者バイアスが効いていると思うが、それでも何とかなっている。
本当にオワコンなのは、オワコンオワコンと呟き、自分では何も行動を起こさず、ウジウジ現状にとどまっている人間だ。
オワコンでもなんとかなったというのは正直運の要素も強い。タイミング的なものもあったし、周りからの協力、援助を受けることができた。周りの人には感謝しかない。
もし、この記事を読んだ人が、自分の業界がオワコンだと思っているなら、一度手を止めて考えてみてほしい。本当にオワコンか?って。何かやれることはまだあるんじゃないのか?オワコンなのに上手くいってる事業者は自分以外にいないか?真似できないか?
オワコンなのは、あなたの職業なのか?それともあなた自身なのか?
