釣具と小技

マイボート購入の方がお得になる年間釣行回数は?【購入費+維持費をシミュレーション】

釣りをしていると1回は誰しもが思うこと。

自分のボートが欲しい!買っちゃおうかな!

しかし、実際に購入する人は少ないですよね。

なぜなら、以下のような問題点があるからです。

  1. 船は高い。
  2. 船の維持費(係留費、船検、整備費)が高い。
  3. お金はあっても場所(マリーナ)がない。

私もこの記事を書いている時点ではレンタルボートと乗り合い船/チャーターで釣りを楽しんでいます。

しかし、いつかは自分の船が欲しいと思っているのも事実。

ということで今回は「どれぐらい釣りに行けば元が取れるのか?」という点について考察していきたいと思います。

マイボート購入が金銭的にお得となる釣行回数

本記事では「マイボート購入が金銭的にお得となる釣行回数」を調査します。

マイボート購入によって得られる「満足感」やマイボートで魚を釣ることの「充実感」などは置いておきます。

人による変数(船の購入費やマリーナの係留費等)、時期による変数(燃料費等)がありますが、私個人の環境をベースに独断と偏見によって調査します。

また、釣行にかかる交通費、駐車場代、船舶免許取得費用等はマイボート購入に関係なくかかるため、今回は計算に含めません。

レンタルボート、チャーター、乗り合い船の費用

まずはボートを購入しないで釣りをする場合。

レンタルボート(ヤマハのシースタイル)、チャーターガイド、乗り合い船の1回あたりにかかる料金は以下の通り

  1. レンタルボート:1回15,000円(1回の釣行を2人で割った場合)、月額3,300円
  2. チャーターガイド:16,000円〜22,500円(1回の釣行を2人で割った場合)
  3. 乗り合い船:10,000〜16,000円

私の場合は1回の釣行を16,000円と仮定します。

最近は釣り仲間とレンタルボートでの釣行が多いのと、たまに利用するガイド船も1人15,000〜1,7000円ぐらいが多いからです。

チャーター船を1人で頻繁に利用する方はここを20,000〜40,000円ぐらいで設定してみても良いかもしれません。

逆に乗り合い船がメインだと、地域や釣りものによって10,000円を下回ることもありますよね。その場合はもう少し低めに設定してみても良いでしょう。

マイボート購入時にかかる費用

マイボート購入時にかかる費用は以下の通り。

  1. マリーナ契約にかかる費用

これは購入する船と利用するマリーナによって大きく差が出るところですが、今回は私の独断と偏見で船とマリーナを選ばせていただきました。

①船はFAST23

私がよくレンタルする船です。他の船もレンタルして操縦したことがありますが、FAST23が運転も釣りもしやすかったです。

素人なのでよくわかりませんが、他の船に比べて船の揺れが少なく、安定しているように感じます。

中古ボートの検索サイトで調べると、新艇在庫(車で言うところの新古車でしょうか)で約600万円のものが見つかりました。

他にも中古で約350万円程度のものが見つかりましたが、安めの中古だとエンジン乗せ替える必要があるかもしれません。1馬力=1万円として115馬力を搭載すると約120万円。350万円の船と合わせて470万円です。

以上より、ここでは船の購入費用は500万円と仮定します。

②マリーナ契約にかかる費用

マリーナにかかる費用も地域によって様々ですよね。

ここも私の独断と偏見で決めさせていただきます。

私が今までに利用したことのあるマリーナの中で最も良かった「横浜ベイサイドマリーナ(YBM)」で費用を計算していきます。

FAST23は23フィートの船なので約7m。実寸ではおそらく7mを少し超えると思うので、係留するバースの区画はBです。

契約時にはバース利用料とは別に保証金660,000円必要です。

マイボートの維持費

ボート購入後は以下の費用がかかります。

  1. マリーナに船を置いておく費用
  2. 釣行時にかかる費用
  3. 船検
  4. 保険
  5. 船底塗装やオイル交換等メンテナンス費用

①マリーナに船を置いておく費用

YBMでは係留区画がBの場合、係留区画利用料484,000円と施設利用料24,200円が1年間で必要となります。

年間で計508,200円かかります。

②釣行時にかかる費用

ガソリン代がかかります。色々なブログを見てみると毎回5,000円ぐらいになることが多いでしょうか。

5,000円と仮定します。

③船検

3年に1回あります。中間検査と本検査で費用がすこし変わるようですが、計算を簡略化するために3年に1回50,000円必要と仮定します。

④保険

年間2~3万円支払うことが多いようです。

ここでは年間2万円と仮定します。

⑤船底塗装やオイル交換等メンテナンス費用

YBMではB区画を利用している場合、船台を1日使用するのに2,200円、クレーンの往復で24,200円かかります。

オイル交換や船底塗装等で年に1回は上下架して、他は自分でDIYすると仮定します。

一部外注する可能性も考慮して年間7万円程度はかかると仮定します。

船は何年間乗る?

さて、車と同様に、船にもある程度寿命というものがあります。

船体は非常に頑丈で、10年でも20年でも利用できるようですが、エンジンは精密機械でそうはいきません。新品を購入しても10年も使えば色々と不具合が出てきて、交換が必要となります。その際にエンジンだけ交換するのか、思い切って船ごと買い替えるのか、色々と選択肢が出てきますよね。

そこで、今回は1回船を購入してからエンジン交換/船ごと買い替えを10年後に行うと仮定します。

そして、この10年間で平均してマイボート購入がお得になる年間釣行回数を割り出したいと思います。

いざ計算!

計算式

10年間の釣行回数をαとすると、計算式は以下の通り。

レンタル・乗合船=16,000α

マイボート=5,000,000+660,000+(508,200×10)+5,000α+(50,000×3)+(20,000×10)+(70,000×10)

以上より、レンタル・乗合船>マイボートとなる釣行回数は1072回/10年。

つまり、年間108回以上釣りに行けばマイボートの方が金銭的にお得ということになります。

週2回は必ず釣りに行くし、たまに週3回行くこともあるよ、ぐらいの人の場合はマイボートが金銭的にお得となり得ます。(しかし、その場合10年もエンジンがもたない可能性もあります。)

私の場合は1人でチャーターを利用することがあまりないのでこのような年間釣行回数が計算結果として得られました。しかし、1人でチャーターを利用することが多い方はもっと少ない釣行回数でマイボートの方がお得になると思います。

こう考えてみると餌付き10,000円で乗れる乗り合い船はめちゃくちゃ安いと感じますね。

まとめ

今回は「マイボートを購入すると金銭的にお得になる年間釣行回数」について調べてみました。

船もマリーナも私の独断と偏見で選んだため、まったく参考にならなかった方も多いと思います。

ぜひ、みなさん自身の場合に置き換えてみてください。

また、今回の調査はマイボートを「金銭的にお得かどうか」のみに焦点を当てた記事となります。

マイボートの釣りには自分の船で釣った喜びや、自分でポイントを探して釣った達成感などがある一方で、乗合船やチャーター船では新しい釣り人との出会いや、船長に釣りを教えてもらえるなど、メリットも多く存在します。

金銭的なお得感以外のメリットデメリットもしっかり考慮した上でマイボート購入を検討したいですね。

ABOUT ME
たぬき
釣りが趣味のアラサーです。外房ヒラマサ、サーフ、湾奥シーバス、芦ノ湖のレイクジギングなどなど。好きな言葉は「コスパ最強」。2級小型船舶免許、PADI AOW持ってます^^ twitterもやってます。ぜひフォローしてください^^