乗合船に乗るときのライフジャケット、何を選べばいいか分かりますか? 実は、釣り用のベストなら何でも船で使えるわけではありません。

この記事では、船釣りで必要なライフジャケットのルールを整理したうえで、ダイワとシマノの現行品から「船で使える桜マーク・タイプA」の製品を比べます(2026年10月時点の公式情報)。

まずはルールを確認

  • 2018年2月から、小型船舶の船室外にいる人は、国の基準に合格した「桜マーク」付きライフジャケットの着用が義務になっています
  • 2024年4月施行の改正遊漁船業法で、釣り船(遊漁船)では乗船時から船室外で常時着用させることが業務規程で義務になりました
  • 旅客定員13名以上の釣り船(大きな乗合船)や、沿海区域より沖を走る船では「タイプA」が必要です
  • 船宿によっては貸し出しもありますが、自分に合ったものを持っていく方が安心です

出典:国土交通省 ライフジャケットの着用義務、国土交通省 タイプ別の使用範囲、水産庁 改正遊漁船業法

船で使える「桜マーク・タイプA」比較表

メーカー・品番タイプ形状メーカー希望本体価格(税別)
ダイワ DF-2724桜マーク・タイプAウエスト(自動・手動膨脹)22,500円
ダイワ DF-2608桜マーク・タイプA肩掛け(手動・自動膨脹)22,500円
シマノ VF-053U ラフトエアジャケット国交省型式承認・Type Aコンパクトタイプ(膨脹式)25,000〜25,500円
ダイワ DF-2426桜マーク・タイプAウエスト・コンパクト(自動・手動膨脹)27,500円
ダイワ DF-2021桜マーク・タイプA肩掛け・ウォッシャブル(自動・手動膨脹)34,000円
ダイワ DF-2724JM桜マーク・タイプAウエスト(自動・手動膨脹)34,000円

いずれも膨脹時の浮力は7.5kg以上です。価格を抑えるならダイワのDF-2724(ウエスト)とDF-2608(肩掛け)が2万円台前半で並びます。

出典:ダイワ ライフジャケット一覧、ダイワ DF-2724、ダイワ DF-2608、シマノ VF-053U

ダイワ DF-2724 インフレータブルライフジャケット(ウエストタイプ)

ダイワ DF-2724 インフレータブルライフジャケット(ウエストタイプ)

ダイワ DF-2608 インフレータブルライフジャケット(肩掛けタイプ)

ダイワ DF-2608 インフレータブルライフジャケット(肩掛けタイプ)

シマノ VF-053U ラフトエアジャケット

シマノ VF-053U ラフトエアジャケット

ウエストタイプと肩掛けタイプ、どっちがいい?

ウエストタイプ:動きやすさ重視

腰に巻くタイプで、肩や胸まわりが自由に動きます。キャスティングやジギングなど、竿を大きく振る釣りに向いています。

肩掛けタイプ:ずれにくさ重視

両肩に掛けるタイプで、体にしっかり固定されます。長時間の乗船や、体の前でリールを巻くことが多いエサ釣り・タイラバなどで安心感があります。

これは船では使えないので注意

  • タイプD:旅客定員13名以上の釣り船や沖を走る船では使えません
  • タイプG(浮力補助具):使えるのは平水区域(湖や港内など)だけです。ダイワのDF-2520・DF-2520FDはこのタイプです
  • CSマーク品:磯や堤防向けの固形式ベストに多い任意の性能鑑定品で、国の型式承認(桜マーク)とは別のものです。ダイワのDF-3025T、DF-3324JMなどが該当します

膨脹式のライフジャケットは、取扱説明書に従ってボンベなどの点検・交換をしておきましょう。分からないことがあれば、乗船前に船宿に確認するのが確実です。

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たぬき
釣りが趣味のアラサーです。外房ヒラマサ、サーフ、湾奥シーバス、芦ノ湖のレイクジギングなどなど。好きな言葉は「コスパ最強」。2級小型船舶免許、PADI AOW持ってます^^ twitterもやってます。ぜひフォローしてください^^