【2026年】カワハギ竿比較|シマノ・ダイワ16シリーズを価格帯別に
カワハギ竿は、シマノとダイワだけでも現行の専用竿が16シリーズあります。値段は2万円弱から9万円近くまで幅があり、「M」「MH」「H」の硬さ表記、穂先の素材、1本竿か2本継ぎかの違いも分かりにくい釣り竿です。
この記事では、両社の公式サイトに載っているカワハギ専用竿を価格帯別に整理し、各社が「オールラウンド」と説明している番手を横に並べて比べます。数値はすべてメーカー公式のスペック表(2026年10月23日確認)から写しています。
カワハギ竿比較表(シマノ・ダイワ16シリーズ、2026年10月時点)
まずはシリーズ全体の一覧です。価格の安い順に並べています。穂先の素材は各社の製品ページの説明によるものです。
| シリーズ(メーカー) | メーカー希望本体価格(税別) | 自重 | 継数 | 穂先(公式の説明) |
|---|---|---|---|---|
| ダイワ カワハギ X | 19,000円 | 94〜100g | 2本 | グラスソリッド |
| シマノ 26 ステファーノ BB | 22,500円 | 94〜96g | 2本 | グラスソリッド |
| ダイワ アナリスターカワハギ | 29,500円 | 75〜76g | 2本 | カーボンソリッド(メガトップ) |
| シマノ 22 ベイゲーム カワハギ | 29,500〜30,000円 | 94〜97g | 2本 | カーボンソリッド(タフテック) |
| シマノ 23 ステファーノ SS | 41,500〜42,500円 | 70〜74g | 2本 | カーボンソリッド(タフテック) |
| ダイワ メタリア カワハギ | 42,000円 | 65〜71g | 2本 | 超弾性チタン合金(メタルトップ) |
| シマノ 21 ステファーノ XR | 52,500〜54,000円 | 66〜68g | 2本 | カーボンソリッド(タフテック) |
| ダイワ 極鋭 カワハギ AIR | 58,000円 | 61〜63g | 1本 | SMT(スーパーメタルトップ) |
| ダイワ 瞬鋭カワハギ | 58,500〜59,000円 | 59〜62g | 1本 | カーボンソリッド(メガトップR) |
| ダイワ 極鋭 カワハギ RT AGS | 69,000〜70,000円 | 58〜61g | 1本(BOTTOM-2のみ2本) | SMT |
| シマノ ステファーノ 攻 HHH173 | 74,000円 | 78g | 2本 | 公式で確認 |
| シマノ ステファーノ 攻 SSS175-MS/LS175/H177SP | 75,000円 | 61〜81g | 1本・2本 | SSS175-MSはタフテックメタル |
| ダイワ 瞬鋭カワハギ EX | 80,000〜81,000円 | 49〜55g | 1本 | カーボンソリッド(メガトップR) |
| シマノ ステファーノ リミテッド | 87,000円 | 54〜56g | 1本 | カーボンソリッド(タフテック∞) |
| ダイワ 極鋭 カワハギ EX AGS LC | 87,500円 | 50g | 1本 | SMT |
| ダイワ 極鋭カワハギ EX | 88,500〜89,500円 | 52〜55g | 1本 | SMT |
※自重は各社公式スペック表の「自重」「標準自重」の値です。量り方はメーカーで異なる可能性があるため、ブランドをまたいだ比較は目安にしてください。年式(26・22など)は公式のスペック表に表記がないため、Amazonの商品情報とJANコードで確認できたものだけ付けています。
出典:シマノ ステファーノ BB、シマノ ベイゲーム カワハギ、シマノ ステファーノ SS、シマノ ステファーノ XR、シマノ ステファーノ 攻 HHH173、シマノ ステファーノ 攻 SSS175-MS/LS175/H177SP、シマノ ステファーノ リミテッド、ダイワ カワハギ X、ダイワ アナリスターカワハギ、ダイワ メタリア カワハギ、ダイワ 極鋭 カワハギ AIR、ダイワ 瞬鋭カワハギ、ダイワ 極鋭 カワハギ RT AGS、ダイワ 瞬鋭カワハギ EX、ダイワ 極鋭 カワハギ EX AGS LC、ダイワ 極鋭カワハギ EX
「オールラウンド」の番手だけで比べるとどう違う?
シリーズ表だけでは硬さの違う番手が混ざるので、メーカー自身がオールラウンド・万能・スタンダードと説明している番手を1本ずつ選んで並べました。最初の1本で迷う人は、この表から選ぶと考えやすいです。
| 番手(メーカー・シリーズ・品番) | 全長 | 継数 | 自重 | 錘負荷 | メーカー希望本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|
| ダイワ カワハギ X MH-180・R | 1.80m | 2本 | 97g | 25〜40号 | 19,000円 |
| シマノ 26 ステファーノ BB MH180 | 1.80m | 2本 | 96g | 20〜40号 | 22,500円 |
| ダイワ アナリスターカワハギ MH-175・K | 1.75m | 2本 | 75g | 20〜35号 | 29,500円 |
| シマノ 23 ステファーノ SS MH175-2 | 1.75m | 2本 | 74g | 20〜40号 | 42,000円 |
| ダイワ メタリア カワハギ M-175・W | 1.75m | 2本 | 66g | 20〜35号 | 42,000円 |
| ダイワ 瞬鋭カワハギ MH-175 | 1.75m | 1本 | 60g | 15〜40号 | 59,000円 |
同じ「オールラウンド」でも、2万円前後の入門機は自重が100g近く、3万円台で75g前後、4万円台で66〜74g、6万円前後の1本竿で60gと、価格が上がるほど軽くなります。カワハギ釣りは竿を持ったまま誘い続ける釣りなので、この差は1日の疲れ方に出やすいポイントです。
なお、シマノ 23 ステファーノ SSは「M180」も「軟らかめ・底中心」のオールラウンドモデルとしており、MH175は「硬め・底から宙」と説明されています。底中心の釣りが多い人はM180(41,500円)も候補です。
出典:ダイワ カワハギ X、シマノ ステファーノ BB、ダイワ アナリスターカワハギ、シマノ ステファーノ SS、ダイワ メタリア カワハギ、ダイワ 瞬鋭カワハギ
カワハギ竿はどう選べばいい?
M・MH・Hの硬さ表記はどう違う?
おおまかには、M(やわらかめ)は食わせ・目感度重視、MHはオールラウンド、H・HHは手感度・操作性重視です。たとえばダイワ アナリスターカワハギは、M-175・Kを「食いこみ重視」7:3調子、MH-175・Kを「オールラウンド」8:2調子、H-172・Kを「操作性重視」9:1調子と説明しています。
ただし、同じ表記でもシリーズによって中身が違います。ダイワ カワハギ XはMH-180を9:1調子としていますし、ダイワ メタリア カワハギはMをオールラウンダー、MHを「攻めの調子」としています。シマノの公式インプレッションでも、21 ステファーノ XRの3アイテムは従来より0.5ランク硬く感じるという趣旨のコメントが載っています。硬さ表記はシリーズの中で比べ、メーカーの番手説明を読んでから選ぶのが確実です。
出典:ダイワ アナリスターカワハギ、ダイワ カワハギ X、ダイワ メタリア カワハギ、シマノ ステファーノ XR
穂先はグラス・カーボン・金属のどれがいい?
最初の1本なら、アタリを弾きにくいグラスソリッド穂先の入門機で十分に楽しめます。シマノ 26 ステファーノ BBは「しなやかでアタリを弾きにくいグラスソリッド穂先」、ダイワ カワハギ Xも「目感度に優れ、アタリをはじかないグラスソリッド穂先」と説明しています。
3万円前後からはカーボンソリッド(シマノのタフテック、ダイワのメガトップ)が増え、両社とも手元に伝わるアタリ(手感度)の良さを打ち出しています。さらに上の価格帯では、ダイワのSMTやメタルトップ、シマノのタフテックメタルといった金属穂先が選べます。
出典:シマノ ステファーノ BB、ダイワ カワハギ X、ダイワ メタリア カワハギ(メタルトップご使用上の注意)
長さと錘負荷は何を見ればいい?
今回の16シリーズの長さは1.70〜1.80mにそろっていて、迷ったら1.75〜1.8mで問題ありません。錘負荷はほとんどが20〜35号か20〜40号です。
オモリの号数は船宿や地域で決められていることが多く、例として、ダイワが2026年10月12日に須磨(兵庫県)で開催を予定していたカワハギ大会の規定では、「オモリ:30号」「胴付仕掛け3本まで」「餌:アサリ」に統一されていました。乗る船の指定号数が、竿の錘負荷の範囲に入っているかを必ず確認してください。
出典:ダイワ 2026 DAIWA カワハギパーティー in 須磨(大会規定)
1本竿と2本継ぎはどっちがいい?
車や電車での持ち運びを考えるなら2本継ぎです。2本継ぎの仕舞寸法は約90cm(例:ダイワ メタリア カワハギ 92cm、シマノ 23 ステファーノ SS 89.5〜94.5cm)ですが、1本竿は172〜178cmあります。
5万円台までは2本継ぎが中心で、ダイワ 極鋭 カワハギ AIR・瞬鋭カワハギから上は1本竿が中心になります。シマノ 21 ステファーノ XRは公式で「携帯性に優れたセンターカット2ピースの高性能カワハギロッド」とされている、上位クラスの2本継ぎです。
出典:ダイワ メタリア カワハギ、シマノ ステファーノ SS、シマノ ステファーノ XR、ダイワ 極鋭 カワハギ AIR
価格帯別のおすすめはどれ?
2万円前後:まず始めるならカワハギ X か 26 ステファーノ BB
ダイワ カワハギ X(19,000円、94〜100g、2本継ぎ)は、今回の16シリーズでいちばん安いカワハギ専用竿です。M-180は8:2調子、MH-180とH-180は9:1調子と公式に書かれています。対象魚にカットウフグ・カレイ・カサゴ・ウマヅラ・ハナダイも挙げられています。
シマノ 26 ステファーノ BB(22,500円、94〜96g、2本継ぎ)は、シマノのカワハギ専用ブランド「ステファーノ」の入門機です。公式で、M180は「バラしたくない&目感好き」、MH180は「万能的な一本!迷ったらMH」「最初の1本におすすめ」、H175は「根掛かり回避&手感を求める人」と、番手ごとの選び方がはっきり書かれています。
3万円前後:軽さならアナリスター、シマノ派ならベイゲーム
ダイワ アナリスターカワハギ(29,500円)は、2本継ぎで75〜76gと、入門機より約20g軽いのが特徴です。穂先はカーボンソリッドの「メガトップ」で、ダイワは目感度と手感度の双方でアタリを捉えると説明しています。
シマノ 22 ベイゲーム カワハギ(29,500〜30,000円、94〜97g)は、上位機種と同じ高感度カーボンソリッド「タフテック」を極細カーボンテープで補強した「ハイパワーXソリッド」穂先を搭載しています。自重はアナリスターより重めですが、穂先の素材を重視する人向けです。
出典:ダイワ アナリスターカワハギ、シマノ ベイゲーム カワハギ
4万円台:長く使うならメタリアか23 ステファーノ SS
ダイワ メタリア カワハギ(42,000円、65〜71g)は、2本継ぎのまま超弾性チタン合金の穂先(メタルトップ)を採用したモデルです。S/MH(7:3)・M(8:2)・MH(8:2)・MHH(9:1)の4番手で、調子が公式に明記されているので選びやすいシリーズです。
シマノ 23 ステファーノ SS(41,500〜42,500円、70〜74g)は、S180(目感度・底の釣り)、M180・MH175(オールラウンド)、HH170(手感度・宙釣り、9:1調子)の4番手です。リールシートは上位機種と同じ「Xシートフロントトリガー」です。
出典:ダイワ メタリア カワハギ、シマノ ステファーノ SS
5〜6万円台:2本継ぎの21 ステファーノ XRか、1本竿のAIR・瞬鋭
シマノ 21 ステファーノ XR(52,500〜54,000円、66〜68g)は、上位クラスの性能を2本継ぎで持ち運べるモデルです。ダイワ 極鋭 カワハギ AIR(58,000円、61〜63g)はSMT穂先の1本竿で、VS・F1・ボトム・SFの4番手、ダイワ 瞬鋭カワハギ(58,500〜59,000円、59〜62g)はメガトップR穂先の1本竿で、S-172・MH-175・H-172の3番手です。
出典:シマノ ステファーノ XR、ダイワ 極鋭 カワハギ AIR、ダイワ 瞬鋭カワハギ
7万円以上:2本目・状況特化の竿
7万円以上は、ダイワ 極鋭 カワハギ RT AGS(69,000〜70,000円)、シマノ ステファーノ 攻(74,000〜75,000円)、ダイワ 瞬鋭カワハギ EX(80,000〜81,000円)、シマノ ステファーノ リミテッド(87,000円)、ダイワ 極鋭 カワハギ EX AGS LC(87,500円)、ダイワ 極鋭カワハギ EX(88,500〜89,500円)です。自重は50g前後まで軽くなります。
シマノはステファーノ 攻を「状況特化」のシリーズ、ステファーノ リミテッドを汎用性を追求したシリーズと位置づけています。最初の1本というより、釣り方の好みがはっきりしてから選ぶ2本目以降の竿と考えると分かりやすいです。
出典:ダイワ 極鋭 カワハギ RT AGS、シマノ ステファーノ 攻、ダイワ 瞬鋭カワハギ EX、シマノ ステファーノ リミテッド、ダイワ 極鋭 カワハギ EX AGS LC、ダイワ 極鋭カワハギ EX
用途別:結局どれを選べばいい?
- とにかく安く始めたい:ダイワ カワハギ X MH-180・R(19,000円)
- 迷ったらこれ(選び方が公式で分かりやすい入門機):シマノ 26 ステファーノ BB MH180(22,500円)
- 3万円以内で軽い竿がほしい:ダイワ アナリスターカワハギ MH-175・K(29,500円、75g)
- 長く使える1本(4万円台):ダイワ メタリア カワハギ M-175・W(42,000円)かシマノ 23 ステファーノ SS MH175-2(42,000円)
- 上位クラスを電車・小さな車で運びたい:シマノ 21 ステファーノ XR(52,500〜54,000円、2本継ぎ)
- 冬の早朝が多い:金属穂先は5℃以下で弾性が下がるとダイワが注意しているため、カーボンソリッドやグラスソリッドの穂先も候補に
カワハギ船に乗るとき気をつけることは?
- オモリの号数と仕掛けは船宿の指定に合わせる:オマツリ(隣の人と仕掛けが絡むこと)を防ぐため、号数が決まっていることがあります。予約時に確認してください
- 竿の錘負荷を超えない:指定のオモリが竿の錘負荷の範囲に入っているかを確認します。超えると穂先などの破損の原因になるおそれがあります
- 価格は時点つき:この記事の価格は2026年10月時点のメーカー希望本体価格(税別)です。販売店の価格は異なります
- 冬の装備:寒い時期は 船釣りの防寒着比較 と 冬の釣り用グローブ比較 もあわせて確認してください
まとめ
カワハギ竿は、各社が「オールラウンド」とする番手・1.75〜1.8m・錘負荷20〜40号前後を基準にすると選びやすくなります。2万円前後ならダイワ カワハギ Xかシマノ 26 ステファーノ BB、3万円以内で軽さを求めるならダイワ アナリスターカワハギ、長く使うならダイワ メタリア カワハギやシマノ 23 ステファーノ SSが目安です。
硬さ表記はシリーズによって中身が違うので、メーカーの番手説明(調子・得意な釣り方)を読んでから選んでください。
よくある質問(FAQ)
カワハギ竿の最初の1本はどの硬さがいい?
メーカーが「オールラウンド」と説明している番手がおすすめです。多くのシリーズではMHですが、ダイワ メタリア カワハギのようにMをオールラウンダーとしているシリーズもあるので、公式の番手説明を確認してください。
カワハギ竿は2万円の入門機でも釣れる?
2万円前後のダイワ カワハギ Xやシマノ 26 ステファーノ BBも、カワハギ専用に設計された竿です。上位機種との大きな違いは自重(入門機は94〜100g、5〜6万円台の1本竿は60g前後)や穂先の素材で、軽さや感度にこだわりが出てきたら上位機種を検討すると無駄がありません。
カワハギ竿の長さは何mがいい?
1.75〜1.8mが基準です。シマノ・ダイワの現行16シリーズはすべて1.70〜1.80mの範囲にあります。
金属穂先(メタルトップ)の竿は冬でも使える?
使えますが、低温に注意が必要です。ダイワはメタリア カワハギの製品ページで、超弾性チタン合金の穂先は5℃以下で弾性が低下し、0℃以下では曲がったまま戻らないことがある(気温が上がれば戻る)と案内しています。
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