この記事の結論

  • 冬の釣り用グローブは「手がどれだけ濡れるか」と「指先をどれだけ使うか」の2点で選ぶと迷いません。
  • 船・ジギング・水に触れる釣りなら、濡れても冷たくなりにくいタイタニューム・アルファ系(ダイワ DG-7526W 5,800円、シマノ GL-054Y 6,000円〜)が基準です。
  • 雨やしぶきで中まで濡らしたくないなら防水インサート入り(ダイワ DG-1526W 10,500円、シマノ GL-087Z 11,000円)、堤防で風よけ中心なら防風タイプ(ダイワ DG-8922W 3,400円、シマノ GL-070Y 4,700円)が候補です。
  • 価格はすべて2026年10月時点のメーカー希望本体価格(税別)です。

冬の釣りで最初に動かなくなるのは手です。ラインが結べない、ドラグが触れない、スマホの画面が反応しない。防寒着をしっかり着ても、手が冷えるとそこで釣りが止まります。

この記事では、ダイワとシマノが2026年10月時点で公式サイトに載せている冬用グローブから12品を選び、素材のタイプ別に比べます。価格はすべてメーカー公式サイトのメーカー希望本体価格(税別)で、特徴はメーカーの説明に書かれていることだけを使っています。

Contents
  1. 冬の釣り用グローブ比較表(ダイワ・シマノ12品、2026年10月時点)
  2. 冬の釣り用グローブはどう選べばいい?
  3. 船・オフショアのジギングにはどれがいい?
  4. 堤防・船のどちらにも使える1双ならどれ?
  5. 雨や寒冷地で使える防水グローブはどれ?
  6. 堤防や陸っぱりで安く済ませるならどれ?
  7. 移動中や待ち時間も暖かくしたいなら?
  8. 用途別:結局どれを選べばいい?
  9. 冬の釣りでグローブと一緒に気をつけることは?
  10. まとめ
  11. よくある質問(FAQ)
  12. あわせて読みたい

冬の釣り用グローブ比較表(ダイワ・シマノ12品、2026年10月時点)

冬用グローブは、素材で大きく4つのタイプに分かれます。価格は3,400円から11,000円(税別)です。

製品(メーカー・品名・品番)メーカー希望本体価格(税別)タイプ公式に書かれた主な特徴
ダイワ DG-1526W GORE-TEX DANROTECH® 防水グローブ10,500円防水インサートGORE-TEXインサートが手首まで覆う。内側にDANROTECH®生地。タッチ操作対応
シマノ 03 防水グローブ エクストラホット GL-087Z11,000円防水インサート極厚フリースと特殊断熱シート。人差し指に人工皮革のキャスティングガード
ダイワ DG-2025W クロロプレン防水グローブ6,000円クロロプレン2.5mmクロロプレン。ベルト類なしで糸絡みを軽減(完全防水ではない)
シマノ 03 ダブル クロロプレン グローブ 3 GL-051Y6,900円クロロプレン甲・掌の両面にクロロプレン。3本指ぬき。手首まで覆うロング仕様
ダイワ DG-7126W オフショア防寒グローブ7,300円タイタニュームα(オフショア)人差し指に牛革補強。ベイトリールのパーミングに対応
シマノ 05 オシア タイタニューム・アルファ グローブ GL-010X7,900円タイタニューム・アルファ(オフショア)人差し指にカンガルー革のキャスティングガード。掌に衝撃緩和パッド
ダイワ DG-7526W オールラウンド防寒グローブ 3本カット5,800円タイタニュームα(汎用)掌に濡れてもグリップするナノフロント®。5本カット版DG-7826Wは5,600円
シマノ 03 タイタニューム・アルファ グローブ 3 GL-054Y6,000円(カモ柄は7,000円)タイタニューム・アルファ(汎用)掌に厚地の合皮。3本指ぬき。手首まで覆うロング仕様
ダイワ DG-6225W 防寒ライトグリップグローブ 3本カット5,200円クロロプレン(薄手)甲にアルミコーティングのクロロプレン。縫い目を最小限にして手の感度を重視
ダイワ DG-8922W 防風グローブ 3本カット3,400円防風甲に防風素材、内側に起毛素材。掌は合成皮革
シマノ 01 ベーシックウォーム グローブ3 GL-070Y4,700円防風防風透湿ニットと起毛フリースの二層。手首の調整タブを内側に配置
ダイワ DG-4026W 2WAYミトングローブ5,700円中綿ミトン中綿入り。撥水(防水ではない)。釣りにも普段使いにも使える2WAY仕様

出典:ダイワ グローブ製品一覧、シマノ 防寒/防水グローブ一覧

表の「3本指ぬき」「3本カット」は、親指・人差し指・中指の先が出る形です。ラインを結ぶ、エサを付ける、リールのベールを返すといった細かい作業がしやすくなる代わりに、その3本の指先は冷えます。

冬の釣り用グローブはどう選べばいい?

答えは「濡れ方」と「指先の使い方」の2つで決まります。どちらを優先するかで、選ぶタイプが変わります。

手が濡れる釣りなら何を選ぶ?

船釣り、ジギング、魚を触る機会が多い釣りなら、クロロプレン(ウェットスーツと同じ系統のゴム素材)か、それにチタン合金を組み合わせたタイタニューム・アルファ系が向きます。ダイワはタイタニュームαを「水に濡れても冷たさを防ぎ、内側は熱を外に逃さず閉じ込める」素材と説明しています。布のグローブは濡れると冷えやすいので、水に触れる釣りでは不利です。

雨やしぶきで中まで濡らしたくないなら?

防水インサート(グローブの中に入った防水の袋状の層)のあるモデルを選びます。今回の中ではダイワ DG-1526W(GORE-TEXインサート)とシマノ GL-087Z(透湿防水ライナー)が該当します。クロロプレンのダイワ DG-2025Wも防水をうたっていますが、公式に「完全防水ではありません」と書かれています。

指先を使う作業が多いなら?

3本指ぬき(3本カット)を選びます。仕掛けの交換が多い釣り、エサ釣り、ライトゲームに向きます。逆に、ジギングやキャスティングでずっとロッドを握っている時間が長いなら、指先まで覆う5本カットやフルカバーの方が暖かく過ごせます。

船・オフショアのジギングにはどれがいい?

ジギングやキャスティングでは、ラインやロッドの負担がかかる人差し指の補強がポイントです。両社とも、オフショア向けモデルは人差し指に革を使っています。

ダイワ DG-7126W オフショア防寒グローブ

甲側に保温性のあるタイタニュームαを使い、人差し指を牛革で補強したオフショア用モデルです。ダイワは、牛革補強の指先でベイトリールのパーミング(リールを手のひらで包むように握ること)にも対応すると説明しています。メーカー希望本体価格は7,300円(税別)です。

ダイワ DG-7126W オフショア防寒グローブ

ダイワ DG-7126W オフショア防寒グローブ

シマノ 05 オシア タイタニューム・アルファ グローブ GL-010X

シマノがオフショア冬用のフラッグシップと位置づけるモデルです。人差し指にカンガルー革のキャスティングガード、手のひらに衝撃緩和パッドを入れ、親指にも補強レザーを配置しています。メーカー希望本体価格は7,900円(税別)です。

シマノ 05 オシア タイタニューム・アルファ グローブ GL-010X

シマノ 05 オシア タイタニューム・アルファ グローブ GL-010X

出典:ダイワ DG-7126W、シマノ GL-010X

堤防・船のどちらにも使える1双ならどれ?

釣りの種類を決めずに1双だけ買うなら、タイタニューム・アルファ系の汎用モデルが基準になります。どちらも6,000円前後(税別)です。

ダイワ DG-7526W オールラウンド防寒グローブ 3本カット

甲にタイタニュームα、掌に水に濡れてもグリップ力を発揮するナノフロント®を使ったモデルです。ダイワは「保温性と手感度を両立したオールラウンドグローブ」と説明しています。メーカー希望本体価格は5,800円(税別)。指先まで覆いたい人向けに、5本カットのDG-7826W(5,600円・税別)もあります。

ダイワ DG-7526W オールラウンド防寒グローブ 3本カット

ダイワ DG-7526W オールラウンド防寒グローブ 3本カット

シマノ 03 タイタニューム・アルファ グローブ 3 GL-054Y

タイタニューム・アルファを使い、手のひらには厚地の合皮を使った汎用の防寒グローブです。手首まで覆うロング仕様で、親指・人差し指・中指の先が出る3本指ぬきです。メーカー希望本体価格は6,000円(税別、カモ柄は7,000円)。同じシリーズに指出し(GL-052Y)、フルカバー(GL-053Y)もあります。

シマノ 03 タイタニューム・アルファ グローブ 3 GL-054Y

シマノ 03 タイタニューム・アルファ グローブ 3 GL-054Y

クロロプレンのモデルとの違いは?

同じ価格帯に、クロロプレンだけで作ったダイワ DG-2025W(6,000円)、両面クロロプレンのシマノ GL-051Y(6,900円)があります。DG-2025Wはベルト類をなくして糸絡みを減らした設計で、GL-051Yは手のひらにグリップ力のあるクロロプレンラバーを使っています。ダイワはクロロプレンのグローブについて「傷がつきやすくやぶれやすいため爪を立てて着脱しないで」と注意書きをしています。

ダイワ DG-2025W クロロプレン防水グローブ

ダイワ DG-2025W クロロプレン防水グローブ

シマノ 03 ダブル クロロプレン グローブ 3 GL-051Y

シマノ 03 ダブル クロロプレン グローブ 3 GL-051Y

出典:ダイワ DG-7526W、ダイワ DG-7826W、シマノ GL-054Y、ダイワ DG-2025W、シマノ GL-051Y

雨や寒冷地で使える防水グローブはどれ?

1万円を超えますが、雨の日の船や、氷点下になる地域で釣りをするなら防水インサート入りが安心です。

ダイワ DG-1526W GORE-TEX DANROTECH® 防水グローブ

透湿防水のGORE-TEXインサートが手首まで覆うモデルです。内側には、体から出る遠赤外線を利用して温かさを保つというDANROTECH®生地を使っています。グローブをしたままスマートフォンを操作できるタッチ操作対応ですが、ダイワは保護フィルムや機種によって反応しにくい場合があるとしています。メーカー希望本体価格は10,500円(税別)です。

ダイワ DG-1526W GORE-TEX DANROTECH 防水グローブ

ダイワ DG-1526W GORE-TEX DANROTECH 防水グローブ

シマノ 03 防水グローブ エクストラホット GL-087Z

シマノが「北海道や東北などの寒冷地で、快適に冬の釣りを楽しむため」と説明する防寒防水グローブです。極厚フリースと表地の間に特殊断熱シートを挟み、氷点下で金属リールに触れても冷たさを感じにくいとしています。人差し指には人工皮革のキャスティングガードが付きます。メーカー希望本体価格は11,000円(税別)です。

シマノ 03 防水グローブ エクストラホット GL-087Z

シマノ 03 防水グローブ エクストラホット GL-087Z

出典:ダイワ DG-1526W、シマノ GL-087Z

堤防や陸っぱりで安く済ませるならどれ?

水に触れる時間が短く、風よけが中心なら、防風素材のグローブで十分な場面が多いです。3,000〜4,000円台(税別)で選べます。

ダイワ DG-8922W 防風グローブ 3本カット

甲側に防風素材、内側に起毛素材を使ったシンプルなモデルです。メーカー希望本体価格は3,400円(税別)で、今回の12品で最も安い価格です。

ダイワ DG-8922W 防風グローブ 3本カット

ダイワ DG-8922W 防風グローブ 3本カット

シマノ 01 ベーシックウォーム グローブ3 GL-070Y

防風透湿ニットと起毛フリースの二層構造です。手首の調整タブを手の甲側ではなく内側に付けて糸掛かりを減らし、ノットを締めるときに負担がかかる小指の外側を合皮で補強しています。メーカー希望本体価格は4,700円(税別)です。

シマノ 01 ベーシックウォーム グローブ3 GL-070Y

シマノ 01 ベーシックウォーム グローブ3 GL-070Y

ライトゲームで感度を重視するなら?

アジング・メバリングのように細いラインを扱う釣りなら、ダイワ DG-6225W 防寒ライトグリップグローブ 3本カット(5,200円・税別)が候補です。縫い目を最小限に抑えて手の感度を生かす設計と説明されています。

ダイワ DG-6225W 防寒ライトグリップグローブ 3本カット

ダイワ DG-6225W 防寒ライトグリップグローブ 3本カット

出典:ダイワ DG-8922W、シマノ GL-070Y、ダイワ DG-6225W

移動中や待ち時間も暖かくしたいなら?

ダイワ DG-4026W 2WAYミトングローブ(5,700円・税別)は中綿入りで、ダイワは「実釣・日常問わず着用可能」と説明しています。掌に補強があるので釣りにも使えます。ただし撥水で、公式に「防水ではありません」と書かれているため、水に触れる釣りでは上のタイタニューム系と使い分けるのが無難です。

出典:ダイワ DG-4026W

用途別:結局どれを選べばいい?

  • まず1双、船にも堤防にも:ダイワ DG-7526W(5,800円)かシマノ GL-054Y(6,000円〜)
  • オフショアのジギング・キャスティング:ダイワ DG-7126W(7,300円)かシマノ GL-010X(7,900円)
  • 雨の日の船・寒冷地:ダイワ DG-1526W(10,500円)かシマノ GL-087Z(11,000円)
  • 堤防・陸っぱりで安く:ダイワ DG-8922W(3,400円)かシマノ GL-070Y(4,700円)
  • ライトゲームで感度重視:ダイワ DG-6225W(5,200円)
  • 移動中・待ち時間も暖かく:ダイワ DG-4026W(5,700円)

価格はすべて2026年10月時点のメーカー希望本体価格(税別)です。販売店の実売価格は異なります。カラーやサイズで価格が変わるモデルもあるので、購入前に公式サイトの製品ページで確認してください。

冬の釣りでグローブと一緒に気をつけることは?

冬の船釣りでも、小型船舶の船室外では「桜マーク」付きライフジャケットの着用が義務です。グローブをしたままでもライフジャケットのバックルやベルトを確実に締められるか、乗船前に確かめてください。

出典:国土交通省 ライフジャケットの着用義務

  • 体全体の防寒:手だけ温めても体が冷えれば指先も冷えます。船なら 船釣りの防寒着比較、街でも着られる服で選ぶなら アウトドアブランドの防寒着比較 を参考にしてください
  • サイズ:きつすぎると血行が悪くなり冷えやすく、大きすぎると細かい作業がしにくくなります。両社とも公式にサイズ表があります
  • 濡れたときの替え:水に触れる釣りでは、替えのグローブを1双持っておくと安心です

まとめ

冬の釣り用グローブは、濡れる釣りならタイタニューム・アルファ系やクロロプレン、雨や寒冷地なら防水インサート入り、堤防で風よけ中心なら防風タイプと、濡れ方で選ぶのが基本です。迷ったら、6,000円前後(税別)のダイワ DG-7526Wかシマノ GL-054Yから始めると、船にも堤防にも使えます。

よくある質問(FAQ)

3本カットと5本カットはどっちがいい?

仕掛けの交換やエサ付けが多い釣りなら3本カット、ロッドを握っている時間が長いジギングやキャスティングなら5本カットが向きます。ダイワ DG-7526W(3本カット)とDG-7826W(5本カット)のように、同じモデルで両方あるものもあります。

防水グローブなら手は濡れない?

防水インサート入りのダイワ DG-1526WやシマノGL-087Zは、中まで水を通しにくい構造です。ただし、袖口から入った水や汗までは防げません。クロロプレンのダイワ DG-2025Wは、公式に「完全防水ではありません」と書かれています。

グローブをしたままスマホは使える?

今回の12品で、メーカーの説明でタッチ操作対応を確認できたのはダイワ DG-1526Wです。ほかのモデルは公式の説明で確認できなかったため、3本カットなど指先が出るモデルで操作するのが確実です。

タイタニュームαとタイタニューム・アルファは同じもの?

ダイワは「タイタニュームα」、シマノは「タイタニューム・アルファ」と表記しています。どちらもクロロプレンにチタン合金を組み合わせた保温素材と説明されていますが、メーカーが異なるため構造の細かな違いは各社の公式説明で確認してください。

ABOUT ME
たぬき
釣りが趣味のアラサーです。外房ヒラマサ、サーフ、湾奥シーバス、芦ノ湖のレイクジギングなどなど。好きな言葉は「コスパ最強」。2級小型船舶免許、PADI AOW持ってます^^ twitterもやってます。ぜひフォローしてください^^