【2026年】ライトジギングロッド比較|シマノ・ダイワ11シリーズを価格帯別に
ライトジギング(LJ)は、近海の船から100g前後のメタルジグで、ワラサ・イナダなどの青物、マダイ、根魚などを狙う釣りです。SLJ(スーパーライトジギング)より重いジグと太めのPEラインを使い、青物を狙う本格的なジギングより軽いタックルで楽しめます。
この記事では、シマノ6シリーズ・ダイワ5シリーズの計11シリーズを、メーカー公式の仕様表から価格帯別に整理し、各シリーズの「最初の1本向けの番手」を横並びで比べます。
ライトジギングロッドはどのシリーズがある?価格帯別の一覧
2026年10月時点で、シマノのライトジギングカテゴリと、ダイワのシリーズ名に「LJ」が付くロッドを集めると、次の11シリーズです(ブレードジギング専用・タチウオなど魚種専用のシリーズは除きました)。
| シリーズ | メーカー | メーカー希望本体価格(税別) | 番手数 | 公式の説明の要点 |
|---|---|---|---|---|
| ソルティーアドバンス オフショアモデル(ライトジギング B63ML・S63ML) | シマノ | 14,000円 | 2(LJ用) | エントリー向けのオフショアシリーズ |
| アウトレイジ XV LJ | ダイワ | 18,000円 | 6 | ベイトはバーチカル(真下)、スピニングはキャストからの斜め引き・早巻き向き |
| グラップラーBB タイプLJ | シマノ | 21,000〜22,000円 | 8 | 全モデルがグリップジョイントの2ピース |
| アウトレイジ BR LJ | ダイワ | 28,500〜29,100円 | 10 | 仕舞寸法100cmのセンターカット2ピース(-2)を選べる |
| グラップラー タイプLJ | シマノ | 32,000〜33,000円 | 6 | 全番手6フィート3インチ。パワー1〜3をスピニング・ベイトで展開 |
| アウトレイジ LJ | ダイワ | 40,300〜42,300円 | 7 | 番手名に-S・TGが付くモデルと無印のモデルから選べる |
| ゲーム タイプLJ | シマノ | 42,500〜46,500円 | 13 | チューブラーとフルソリッド(/FS)。SLJ向けの軽い番手も含む |
| オシアジガー LJ | シマノ | 51,300〜56,800円 | 7 | チューブラーのスタンダードとフルソリッド(/FS)の2系統 |
| ソルティガ LJ | ダイワ | 52,500〜55,500円 | 10 | 1本竿(継ぎなし)。ローレスポンス・ハイブリッド・TGなど調子を細かく選べる |
| オシアジガー リミテッド LJ | シマノ | 74,500〜76,500円 | 3 | シマノのライトジギングロッドの最上位。ベイトのみ |
| ソルティガ LJ EX | ダイワ | 78,000〜85,000円 | 5 | 1本竿。ハイブリッドレスポンスとフルソリッドのTG |
出典:シマノ ソルティーアドバンス オフショアモデル、シマノ グラップラーBB タイプLJ、シマノ グラップラー タイプLJ、シマノ ゲーム タイプLJ、シマノ オシアジガー LJ、シマノ オシアジガー リミテッド LJ、ダイワ アウトレイジ XV LJ、ダイワ アウトレイジ BR LJ、ダイワ アウトレイジ LJ、ダイワ ソルティガ LJ、ダイワ ソルティガ LJ EX
最初の1本はどの番手?中間パワーのベイトを横並びで比較
結論から言うと、6フィート3インチ前後のベイトで、ジグ50〜160g(ダイワは60〜160g)に対応する中間パワーの番手が基準です。ダイワはアウトレイジ BR LJ 63XHBを「これぞLJロッドといえるオールラウンドベイトモデル」「ライトジギングロッドの中心的なアイテム」と説明しています。
各シリーズで、これに当たるベイトの番手を並べたのが下の表です(ソルティーアドバンスはLJ用のベイトが1本のみ)。
| シリーズ・番手 | 全長 | 継数・仕舞寸法 | 自重 | ジグ重量 | 適合PE | 価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シマノ ソルティーアドバンス B63ML | 1.91m | 2本・143.5cm | 120g | MAX 150g | MAX 2号 | 14,000円 |
| ダイワ アウトレイジ XV LJ 63XHB | 1.91m | 2本・145cm | 140g | 60〜160g | 0.8〜1.5号 | 18,000円 |
| シマノ グラップラーBB タイプLJ B63-2 | 1.91m | 2本・145.4cm | 117g | 50〜160g | MAX 2号 | 21,500円 |
| ダイワ アウトレイジ BR LJ 63XHB | 1.91m | 2本・145cm | 138g | 60〜150g | 0.6〜1.5号 | 28,800円 |
| シマノ グラップラー タイプLJ B63-2 | 1.91m | 2本(グリップジョイント)・146cm | 127g | 50〜160g | MAX 2号 | 32,500円 |
| ダイワ アウトレイジ LJ 63XHB-S | 1.91m | 2本・145cm | 138g | 60〜160g | 0.8〜1.5号 | 40,300円 |
| シマノ ゲーム タイプLJ B63-2 | 1.91m | 2本・145.8cm | 110g | 50〜160g | MAX 2号 | 43,000円 |
| シマノ オシアジガー LJ B63-2 | 1.91m | 2本(グリップジョイント)・145.8cm | 115g | 50〜160g | MAX 2号 | 51,800円 |
| ダイワ ソルティガ LJ 63XHB-S | 1.91m | 1本・191cm | 140g | 60〜160g | 0.8〜1.5号 | 53,000円 |
| シマノ オシアジガー リミテッド LJ B63-2 | 1.91m | 2本・145.7cm | 98g | 50〜160g | MAX 2号 | 75,500円 |
| ダイワ ソルティガ LJ EX 62XHB-S | 1.88m | 1本・188cm | 140g | 60〜160g | 0.8〜1.5号 | 79,000円 |
出典:シマノ・ダイワ各製品ページのスペック表(2026年10月時点)
表から分かることは3つです。
- 2万円前後でも対応ジグは上位機種と同じ:アウトレイジ XV LJ 63XHB・グラップラーBB タイプLJ B63-2も、160gまでのジグに対応しています
- 自重の傾向はメーカーで違う:シマノの B63-2 は98〜127g(最軽量はオシアジガー リミテッド LJの98g)、ダイワの XH 番手は価格帯にかかわらず138〜140gです
- ダイワ ソルティガ LJ・LJ EXは1本竿:仕舞寸法が185〜191cmあるため、車に積めるかを先に確認してください
ダイワは「標準自重」として公表しており、メーカーをまたいだ自重の比較は目安と考えてください。
ライトジギングロッドはベイトとスピニングのどっちがいい?
最初の1本はベイトがおすすめです。ダイワはアウトレイジ XV LJのベイトを「バーチカル攻略に最適な王道ベイトモデル」、スピニングを「キャストからの斜め引きや早巻きに最適」と説明しています。船の真下にジグを落としてしゃくる釣りが中心なら、ベイトが合わせやすく、シマノ オシアジガー リミテッド LJのようにベイトだけのシリーズもあります。
青物のナブラ(水面で小魚を追う群れ)を狙ってキャストする船や、斜めに引いて広く探りたい場合は、スピニングを2本目に足すと釣り方の幅が広がります。
番手の記号(1・2・3、H・XH・XXH)はどう読む?
数字や記号が大きいほど、重いジグと太いPEラインに対応します。シマノとダイワでは表記が違うので、仕様表のジグ重量で比べるのが確実です。
| パワー | シマノ(例:B63-1/-2/-3) | ダイワ(例:63HB/63XHB/63XXHB) |
|---|---|---|
| 軽め | -1:ジグ40〜130g・PE MAX 1.5号 | H:ジグ40〜120g・PE 0.6〜1.2号 |
| 中間(最初の1本) | -2:ジグ50〜160g・PE MAX 2号 | XH:ジグ60〜160g・PE 0.8〜1.5号 |
| 強め | -3:ジグ60〜180g・PE MAX 2号 | XXH:ジグ80〜200g・PE 1.0〜2.0号 |
表の値はシマノ オシアジガー LJ・ダイワ アウトレイジ XV LJのベイトの例です。シリーズによって少し違い、たとえばグラップラーBB タイプLJ B63-3はジグ60〜200gです。
- /FS(シマノ)・TG(ダイワ):フルソリッドのモデル。ダイワはTGを「全身メガトップフルソリッドブランク」「ブチ曲げファイト」と説明しています(ソルティガ LJ)
- -S(ダイワ):ソリッドティップ(中まで詰まった穂先)を搭載したモデル。アウトレイジ BR LJは-Sを「しなやかに誘うソリッドティップ」モデルとしています
- -2(ダイワ アウトレイジ BR LJ):センターカット2ピースで仕舞寸法100cm。同じ番手のバットジョイント(145cm)より運びやすくなります
出典:シマノ オシアジガー LJ、ダイワ アウトレイジ XV LJ、ダイワ アウトレイジ BR LJ、ダイワ ソルティガ LJ
価格帯別のおすすめ
2万円前後:まずライトジギングを始めたい人
シマノ ソルティーアドバンス オフショアモデル ライトジギング B63ML(14,000円)、ダイワ アウトレイジ XV LJ(18,000円)、シマノ グラップラーBB タイプLJ(21,000〜22,000円)です。
ソルティーアドバンスはLJ用がベイト・スピニング各1本でジグMAX 150g。アウトレイジ XV LJとグラップラーBB タイプLJは軽め・中間・強めの番手がそろうので、乗る船のジグの重さに合わせて選べます。
出典:シマノ ソルティーアドバンス オフショアモデル、ダイワ アウトレイジ XV LJ、シマノ グラップラーBB タイプLJ
3万円前後:持ち運びや調子にこだわりたい人
ダイワ アウトレイジ BR LJ(28,500〜29,100円)と、シマノ グラップラー タイプLJ(32,000〜33,000円)です。アウトレイジ BR LJは、同じ63XHBでもセンターカット2ピースの63XHB-2(仕舞100cm)を選べるので、電車や小さな車で運ぶ人に向きます。
グラップラー タイプLJは全番手6フィート3インチに統一され、パワー1〜3をスピニング・ベイトで選ぶシンプルな構成です。
出典:ダイワ アウトレイジ BR LJ、シマノ グラップラー タイプLJ
4万円台:軽さと調子の選択肢を広げたい人
ダイワ アウトレイジ LJ(40,300〜42,300円)と、シマノ ゲーム タイプLJ(42,500〜46,500円)です。アウトレイジ LJは番手名に-S・TGが付くモデルと無印のモデルから、ゲーム タイプLJはチューブラーとフルソリッド(/FS)から調子を選べます。
ゲーム タイプLJ B63-2は110gで、3万円前後のグラップラー タイプLJ B63-2(127g)より17g軽くなります。
出典:ダイワ アウトレイジ LJ、シマノ ゲーム タイプLJ
5万円台:長く使える1本がほしい人
シマノ オシアジガー LJ(51,300〜56,800円)と、ダイワ ソルティガ LJ(52,500〜55,500円)です。オシアジガー LJはカーボンモノコックグリップを採用し、チューブラーのスタンダードとフルソリッドの /FS の2系統があります。
ソルティガ LJは1本竿で10番手と選択肢が多く、ダイワは「しゃくりやすさが光るローレスポンス」(63HB-S・63XHB-S)、ローレスポンスとハイレスポンスの長所を合わせた「ハイブリッド」(61H/XHB-S)などと調子を説明しています。
7万円以上:最上位モデル
シマノ オシアジガー リミテッド LJ(74,500〜76,500円)と、ダイワ ソルティガ LJ EX(78,000〜85,000円)です。シマノはオシアジガー リミテッド LJを「シマノライトジギングロッドの頂点」と位置づけ、ベイト3番手のみの構成です。B63-2は98gと、今回比べた中間パワーの番手で最も軽い数値です。
出典:シマノ オシアジガー リミテッド LJ、ダイワ ソルティガ LJ EX
用途別:結局どれを選べばいい?
- いちばん安く始めたい:シマノ ソルティーアドバンス ライトジギング B63ML(14,000円)
- 2万円前後で番手を選びたい:ダイワ アウトレイジ XV LJ 63XHB(18,000円)かシマノ グラップラーBB タイプLJ B63-2(21,500円)
- 電車・小さな車で運びたい:ダイワ アウトレイジ BR LJ 63XHB-2(28,800円、仕舞100cm)
- 軽さ重視で4万円台:シマノ ゲーム タイプLJ B63-2(43,000円、110g)
- 長く使う1本:シマノ 24 オシアジガー LJ B63-2(51,800円)かダイワ ソルティガ LJ 63XHB-S(53,000円)
- 軽いジグ・細いPEが中心:SLJロッド比較 の番手も候補に
ライトジギングロッドを買う前に確認することは?
- 船宿が指定するジグの重さ:水深や潮の速さで使うジグの重さが変わります。乗る船の案内を確認し、ロッドのジグ重量の範囲に入る番手を選んでください
- PEラインの太さ:中間パワーの番手はPE 1.5〜2号が上限です。船宿がPEの号数を指定していることもあるので、予約時に確認してください
- 1本竿の長さ:ダイワ ソルティガ LJ・LJ EXは仕舞寸法185〜191cmです
- 価格は時点つき:この記事の価格は2026年10月時点のメーカー希望本体価格(税別)です。販売店の価格は異なります
まとめ
ライトジギングロッドは、6フィート3インチ前後のベイトで、ジグ50〜160g(ダイワは60〜160g)に対応する中間パワーの番手を基準にすると選びやすくなります。2万円前後ならダイワ アウトレイジ XV LJかシマノ グラップラーBB タイプLJ、3万円前後ならダイワ アウトレイジ BR LJかシマノ グラップラー タイプLJ、長く使うならシマノ オシアジガー LJかダイワ ソルティガ LJが目安です。
最後は、乗る船で使うジグの重さとロッドのジグ重量の範囲を照らし合わせて決めてください。ジギング船の雰囲気は 庄三郎丸のイナダ五目船にジギングで乗ってみた も参考にどうぞ。
よくある質問(FAQ)
ライトジギングとSLJ(スーパーライトジギング)の違いは?
使うジグとラインの重さ・太さが違います。今回比べたライトジギングの中間パワーはジグ50〜160g・PE 1.5〜2号まで、SLJロッドはジグ15〜100g前後・PE 0.8〜1.2号までが中心です。SLJロッドは SLJロッド比較 で紹介しています。
ライトジギングロッドの長さは何mがいい?
6フィート3インチ(1.91m)前後が基準です。シマノ グラップラー タイプLJ・ダイワ アウトレイジ XV LJ・アウトレイジ BR LJは全番手が1.91mです。
2万円前後のライトジギングロッドでも十分?
始めるには十分です。ダイワ アウトレイジ XV LJ 63XHB・シマノ グラップラーBB タイプLJ B63-2も、ジグ160gまで対応しています。違いは自重や素材・グリップで、軽さや調子にこだわりが出てから上位機種を考えると無駄がありません。
ライトジギングにタイラバロッドは使える?
ジグの重さとPEの太さがロッドの対応範囲に入っていれば使えますが、メーカーはLJロッドをジグをしゃくって操作する前提で設計しています。ライトジギングを続けるなら専用ロッドを選ぶのが近道です。
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