この記事の結論

  • アマダイ(甘鯛)はオキアミをエサに底付近を狙う船釣り。関東では一般に9月頃〜年末前後、3月くらいまでがシーズンです(ダイワ)
  • 軽いオモリで狙うライトアマダイなら、竿は1.8〜2.1mの先調子、小型両軸リール+PE2号前後、オモリ40号(庄三郎丸・ダイワ)。ノーマル船(60〜80号)だけの船宿も多いので予約時に確認
  • タナ(狙う深さ)はオモリを底から1m上げるのが基本。下のハリが底すれすれを漂う位置で、3〜5回誘ったらタナを取り直します
  • 平塚の庄三郎丸のライト・アマダイ船は11,000円(オキアミ1パック付き)、2026年11月3日から出船(税表記なし・11月2日確認)

秋から春の船釣りで、食味でも人気のアマダイ(甘鯛)。オキアミをエサに底付近を狙う釣りで、ライトアマダイなら40号の軽いオモリと小型両軸リールで楽しめます。一方で、エサ取りの魚が多く「タナ(狙う深さ)」の取り方で釣果が大きく変わる、奥の深い釣りでもあります。

この記事では、ダイワの公式解説と船宿(平塚・庄三郎丸)の公式情報をもとに、アマダイ釣りの時期・料金・道具・タナの取り方・誘い方を、初めての人向けに順番にまとめます。数字には出典と確認日を付けています。

アマダイ釣りとは?どんな釣り?

オキアミを付けた2本バリの仕掛けを底付近に漂わせ、砂泥底にいるアマダイを狙う船釣りです。ダイワは、アマダイ釣りはオキアミ餌で底付近を狙うためエサ取りが多く、小さなアタリを確実に感じ、アタリ方で魚を判別し、手返しよく釣る必要があると説明しています。

エサはオキアミが一般的で、コマセカゴを付けて五目的に狙うエリアもあります(ダイワ)。釣り方は大きく、軽いオモリ(40号前後)で狙うライトアマダイと、60〜80号前後のオモリを使うノーマルに分かれます。

項目ライトアマダイノーマル
オモリ40号(ダイワ)。庄三郎丸はPE2号以下で40号、PE3号で60号60〜80号程度(ダイワの解説から)。船宿の指定に従う
道糸PE1〜1.5号程度(ダイワ)/PE2号(庄三郎丸)船宿に確認
リール小型両軸。ダイワは「PE2号100m表示の100番サイズ」をすすめる船宿に確認(水深・オモリで変わる)
竿ライトアマダイ竿、ライトゲーム竿(1.8m前後の8:2か7:3)錘負荷が指定の号数に入るアマダイ竿

出典:ダイワ ライトアマダイ X(製品ページの釣り方解説)、庄三郎丸 公式サイト、庄三郎丸 道具・仕掛け(2026年11月2日確認)

アマダイはいつ・どこで釣れる?

関東では各エリアで船が出ていて、一般に9月頃から年末前後、3月くらいまでがシーズンです(ダイワ)。

  • 相模湾(平塚港):庄三郎丸が2026年11月3日からライト・アマダイ船を出船(出船6時30分、土日祝は予約制)
  • 出船する日や釣りものは船宿の出船予定表で変わります。予約前に公式サイトで確認してください(庄三郎丸は2026年11月は10日・17日・24日の火曜が定休日)

出典:ダイワ ライトアマダイ X、庄三郎丸 公式サイト(出船予定・定休日)(2026年11月2日確認)

アマダイ船の料金はいくら?道具は借りられる?

平塚・庄三郎丸のライト・アマダイ船は11,000円で、エサのオキアミが1パック付きます。ライフジャケットは無料で借りられ、レンタルタックルもあります(レンタル料金は公式に記載がないため船宿に確認)。

船宿(港)乗船料金出船・予約オモリレンタル
庄三郎丸(平塚港)ライト・アマダイ船11,000円(オキアミ1パック付き)。女性・学生などの割引あり6時30分出船。土日祝は予約制PE2号以下は40号、PE3号は60号レンタルタックルあり(料金は船宿に確認)。自動膨張式ライフジャケットは無料貸出

出典:庄三郎丸 公式サイト、庄三郎丸 料金、庄三郎丸 初めての方へ(2026年11月2日確認)。料金は税表記なし。割引の金額は料金ページで確認してください

  • 庄三郎丸は、クーラーボックス10Lに対して店で売っている氷1個を目安に(40Lなら4個)と案内しています
  • ノーマルのアマダイ船だけを出す船宿も多い、とダイワは説明しています。ライトの道具で行く場合は、予約のときにオモリの号数を確認してください

船釣りに持って行く物は船釣りの持ち物リスト、クーラーボックスは船釣りクーラーボックス比較にまとめています。

アマダイ釣りに必要な道具は?

竿・小型両軸リール・PEライン・仕掛け・オモリの5つです。エサのオキアミは庄三郎丸では料金に1パック含まれます。

道具目安このサイトの関連記事
竿1.8〜2.1mの先調子(庄三郎丸)。買うなら1.8m前後の8:2か7:3調子のライトゲーム用ロッド(庄三郎丸)か、アマダイ専用竿下の「竿」の表
リール小型両軸で、糸を最低でも100m以上巻いておく(庄三郎丸)。ダイワはPE2号100m表示の100番サイズで、軽く巻き上げ性能のよいものをすすめるタイラバリール比較(小型両軸)
道糸PE2号(庄三郎丸)/PE1〜1.5号程度(ダイワ)。庄三郎丸はPE3号ならオモリ60号になる船用PEライン比較
仕掛け全長2m程度・ハリ2本(ダイワの解説)。船宿で売っている仕掛けを使うのが確実—
オモリライトは40号(庄三郎丸・ダイワ)。予備も持つ—
その他仕掛けを上げたときに竿を掛けるロッドホルダーや竿休めがあると便利(ダイワ)—

出典:庄三郎丸 道具・仕掛け、ダイワ ライトアマダイ X(2026年11月2日確認)

アマダイの竿はどれを選ぶ?

ライトアマダイだけなら錘負荷60号までの専用竿、ノーマルの船にも乗るなら錘負荷100号までのモデルが目安です。下の表は、ダイワ公式で仕様と価格を確認できたアマダイ竿です(シマノ公式は2026年11月2日時点で一部ページがメンテナンス中だったため、この記事ではダイワのみ載せています)。

製品(ダイワ)全長自重錘負荷メーカー希望本体価格(税別)
ライトアマダイX 190・RAmazon|楽天|Yahoo!1.9m102g20〜60号19,500円
アナリスターアマダイ MH-195Amazon|楽天|Yahoo!1.95m107g20〜100号31,000円
アナリスターアマダイ MH-225Amazon|楽天|Yahoo!2.25m116g20〜100号32,000円
アナリスターシロアマダイ MH-210Amazon|楽天|Yahoo!2.10m114g20〜100号31,500円
メタリアアマダイ MH-195Amazon|楽天|Yahoo!1.95m100g20〜100号44,000円
極鋭アマダイ M-185Amazon|楽天|Yahoo!1.85m84g20〜80号62,500円
極鋭アマダイ MH-195Amazon|楽天|Yahoo!1.95m92g40〜100号63,000円

出典:ダイワ ライトアマダイ X、ダイワ アナリスターアマダイ、ダイワ メタリアアマダイ、ダイワ 極鋭アマダイ(いずれも2026年11月2日確認、メーカー希望本体価格は税抜)

  • まず1本、ライト船専用なら「ライトアマダイX」:40号程度の軽いオモリで釣るライトアマダイ専用設計の7:3調子。食い込みがよくアタリをはじかないグラスソリッド穂先(ダイワ)。ダイワは60号程度ならノーマルにも転用できるとしています
  • ライトもノーマルも1本でなら「アナリスターアマダイ」:錘負荷20〜100号、しなやかなグラスソリッド穂先の先鋭7:3調子。MH-195は軽さと操作性、MH-225は誘いのストロークと置き竿向き。MH-210は大型のシロアマダイ向けのセッティング(ダイワ)
  • エサ取りの違和感まで感じたいなら「メタリアアマダイ」「極鋭アマダイ」:メタルトップやAGS(カーボン製ガイド)で感度と軽さを高めた上位モデル(ダイワ)
ダイワ アナリスターアマダイ MH-195

ダイワ アナリスターアマダイ MH-195

ダイワ 極鋭アマダイ(M-185/MH-195)

ダイワ 極鋭アマダイ(M-185/MH-195)

ダイワはライトアマダイXについて、80号でも使えるものの6:4調子のような使い方になり、操作性より食い込み重視になると説明しています。ノーマル船に乗る機会が多いなら、錘負荷100号のモデルを選ぶほうが無理がありません。

アマダイのタナの取り方は?

オモリが底に着いたら、底から1m上げるのが基本です。庄三郎丸は「こまめにタナを取り(海底より1m上げる)」と案内しています。ダイワは、アマダイは底で捕食しているので、下のハリが底すれすれを漂うタナを取ることが肝心で、全長2m程度の仕掛けなら1mほど底を切ると、通常の潮で下のハリがその位置に来ると説明しています。

  • 潮が速いと仕掛けが吹き上がるので、より低くタナを取る。それでも吹き上がるときはガン玉(小さなオモリ)を仕掛けに付けて調整することもある(ダイワ)
  • ハリが底を引きずるとオキアミに汚れが付く。汚れも気にする(ダイワ)。庄三郎丸もハリスやオキアミの汚れは必ず落とすよう案内しています
  • 2本のハリのどちらに、どんな魚が、どのタイミングで掛かったかも、タナを合わせる手がかりになる(ダイワ)

釣れた魚でタナが合っているか分かる?

分かります。ダイワは、一緒に釣れる魚(ゲスト)でタナが正しいかを判断できるとして、次の例を挙げています。

釣れた魚タナの判断(ダイワの解説)
ムシガレイ、トラギス、ハゼの仲間タナが低すぎる
アカボラ(ヒメコダイ)タナと誘いが合っている
レンコダイタナが高すぎる

出典:ダイワ ライトアマダイ X(製品ページの釣り方解説)、庄三郎丸 道具・仕掛け(2026年11月2日確認)

アマダイの釣り方の手順は?

「着底 → 底から1m上げる → 誘う → 3〜5回誘ったらタナを取り直す」の繰り返しです。庄三郎丸とダイワの解説にそって並べます。

  1. エサを付ける:オキアミは1匹掛けがおすすめ(庄三郎丸)
  2. 投入・着底:オモリが底に着いたら、ダイワのおすすめは数回底を叩いてからタナに合わせる方法
  3. タナを取る:底から1m上げる(庄三郎丸・ダイワ)
  4. 誘う:ダイワのおすすめは5秒間隔で小さく強めのシャクリを入れる誘い。タナで竿先をフワフワ動かす誘いも効果的。庄三郎丸は、エサのオキアミが生きているように見せるイメージで誘うよう案内しています
  5. アタリを見る:竿先に集中し、エサ取りの小さなアタリも見逃さない(庄三郎丸)
  6. タナを取り直す:3〜5回誘ったらもう一度底を取ってタナを合わせ直す。タナ取りも誘いになる(庄三郎丸)

ダイワは、誘いが効くことが多い一方で、静かに置き竿で待つ戦略がはまることも少なくない魚だとしています。周りの釣れ方も参考にして、いろいろなパターンを試します。

出典:庄三郎丸 道具・仕掛け(アドバイス)、ダイワ ライトアマダイ X(2026年11月2日確認)

アマダイ釣りでよくある失敗と対策は?

よくある失敗対策
エサ取りの魚ばかり釣れる釣れた魚でタナを判断。ムシガレイ・トラギスなら低すぎ、レンコダイなら高すぎ(出典:ダイワ)
タナを取ったまま放置して釣れない3〜5回誘ったらタナを取り直す(出典:庄三郎丸)
潮が速くて仕掛けが浮くタナを低めに取る。ガン玉で調整することもある(出典:ダイワ)
オキアミが汚れている・取られているハリスやオキアミの汚れは落とす。ハリが底を引きずっていないか確認(出典:庄三郎丸・ダイワ)
ライトの道具で行ったらノーマル船だった予約時にライト船かどうか、オモリの号数を確認(出典:ダイワ・庄三郎丸)

釣ったアマダイを持ち帰るときの締め具は魚の締め具比較を参考にしてください。

アマダイ釣りで気を付ける安全のルールは?

船の上ではライフジャケットの着用が義務です。庄三郎丸はライフジャケットの着用を求め、持っていない人には自動膨張式を無料で貸し出しています。

  • 国土交通省は平成30年2月から、すべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化しています。船室の外にいる人には、国の安全基準に適合した(桜マークの)ライフジャケットが必要です
  • 冬の早朝の出船は冷えます。服装は冬の船釣りの寒さ対策を参考に
  • 船長の指示に従い、出船予定や集合方法は船宿の公式サイトで事前に確認する

ライフジャケットの選び方は船釣りのライフジャケット比較にまとめています。

出典:国土交通省 ライフジャケットの着用義務、庄三郎丸 初めての方へ(2026年11月2日確認)

まとめ

  • アマダイはオキアミで底付近を狙う船釣り。関東では一般に9月頃〜年末前後、3月くらいまでがシーズン(ダイワ)
  • ライトアマダイの道具は、1.8〜2.1mの先調子の竿、小型両軸リール、PE2号前後、オモリ40号(庄三郎丸)
  • タナは底から1m。3〜5回誘ったら取り直す。釣れた魚でタナが合っているか判断できる
  • 庄三郎丸のライト・アマダイ船は11,000円(オキアミ1パック付き)。ノーマルだけの船宿も多いので予約時に確認
  • 竿を買うなら、ライト専用はライトアマダイX、ノーマルにも乗るならアナリスターアマダイなど錘負荷100号のモデル

よくある質問(FAQ)

アマダイ釣りは初心者でもできる?

できます。ライトアマダイは道具が軽く、庄三郎丸ではエサのオキアミ1パックが料金に含まれ、レンタルタックルもあります。タナを底から1mに合わせ、こまめに取り直すことを意識してください。

アマダイ釣りの時期はいつ?

ダイワは、関東では一般に9月頃から年末前後、3月くらいまでがシーズンとしています。庄三郎丸(平塚)は2026年11月3日からライト・アマダイ船を出しています。

アマダイのオモリは何号?

ライトアマダイは40号が基本です(ダイワ・庄三郎丸)。庄三郎丸はPE2号以下なら40号、PE3号なら60号としています。ノーマルの船は船宿ごとに違うので、予約のときに確認してください。

アマダイ竿がなくても釣れる?

庄三郎丸は、竿は1.8〜2.1mの先調子で、これから買うなら1.8m前後の8:2か7:3調子のライトゲーム用ロッドがアタリを取りやすいとしています。オモリ40号が錘負荷に入る竿か確認してください。

アマダイのエサは何?

オキアミが一般的です(ダイワ)。庄三郎丸は1匹掛けをすすめ、ハリスやオキアミに付いた汚れは必ず落とすよう案内しています。

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たぬき|コスパで選ぶ釣り人
東京湾を中心に、外房のヒラマサ、タイラバ、相模湾のカツオ・キハダ、湾奥のシーバス、芦ノ湖のレイクジギングまで楽しんでいるゆとり世代の釣り好きです。釣り歴=年齢です。2級小型船舶免許を取ってからは、レンタルボートでの釣りも増えました。2020年からこのブログで、釣りの記録と道具の話を書いています。 ロッド・リール・ウェアなどを「結局どれがコスパ最強か」という目線で比べています。価格と仕様はメーカー公式で確認し、確認した時点を記事に書いています。高いリールでも中古で高く売れるなら実質の負担は小さい、というのがブログ名の由来です。 好きな言葉は「コスパ最強」。PADI AOW も持っています。