【2026年】釣り用ヘッドライト比較|ハピソン9品を明るさ・点灯時間で
夜の堤防やタチウオ、シーバス、朝マズメ前の準備など、釣りではライトがないと始まらない場面がたくさんあります。ところが売り場には「500lm」「IP54」「単4×3」といった数字が並び、どれを選べばいいのか分かりにくいのも事実です。
この記事では、釣り用のライトを多く出しているハピソン(山田電器工業)のヘッドランプ・チェストライトから9品を選び、公式の仕様表に載っている明るさ・点灯時間・電源・防水等級・重さだけで比べました。どの釣りに、どれを選べばいいかを整理しています。
釣り用ヘッドライトは何を見て選べばいい?
見るべき数字は「明るさ(lm)」と「点灯時間」、そのうえで「電源」と「防水等級(IP)」を選びます。
- 明るさ(lm=ルーメン):ライトが出す光の量。数字が大きいほど明るい。ハピソンの製品は強・中・弱など明るさを切り替えられ、明るいモードほど点灯時間は短くなります
- 点灯時間:メーカーが公表する連続点灯の目安。この記事では、いちばん明るい「強点灯」の時間で比べます
- 電源:本体に電池を内蔵した充電式か、単4形乾電池を入れるタイプか。ハピソンの乾電池式の一部は、専用充電池 YA-LP4 も使えます
- 防水等級(IP):「IP54」の1桁目が粉じん、2桁目が水に対する保護の等級です。数字が大きいほど保護の程度が高くなります
防水の2桁目は、4が「いかなる方向からの水の飛沫」、5が「いかなる方向からの水の直接噴流」によっても有害な影響を受けない等級です。1桁目の5は防塵形、6は耐塵形です(IEC・JISの保護等級による)。ハピソンは IP65 のチェストライトについて「雨の日でも使用できる防噴流型」と説明しています。
出典:ソニー 保護等級(防塵・防滴)について、ハピソン 充電式チェストライト INTIRAY Rechargeable
釣り用ヘッドライト9品の比較表(ハピソン)
ハピソン公式の製品ページから、電源・最大の明るさ・強点灯の点灯時間・赤色LEDの有無・防水等級・重さを写しました。数値はすべて「約」の公表値です。仕様はハピソン(山田電器工業)公式の製品ページの公表値、2026年10月25日時点。ハピソンのヘッドランプはメーカー希望小売価格を設けないオープン価格のため、価格は販売店で確認してください。
| 製品 | 電源 | 最大の明るさ | 強点灯の点灯時間 | 赤色LED | 防水等級 | 重さ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ハピソン YF-606Amazon|楽天|Yahoo! | 充電式(充電 約3.5時間) | 約800lm(ブースト 約2000lm) | 約5時間 | 赤 | IP54 | 約100g |
| ハピソン YF-602Amazon|楽天|Yahoo! | 単4形乾電池×3/YA-LP4 | 約600lm | 約3時間 | 赤 | IP54 | 約95g(電池含む) |
| ハピソン YF-601Amazon|楽天|Yahoo! | 単4形乾電池×3/YA-LP4 | 約500lm | 約3.5時間 | 赤 | IP54 | 約86g(電池含む) |
| ハピソン YF-281BAmazon|楽天|Yahoo! | 充電式(1100mAh・充電 約2時間) | 約500lm(メイン+サブ同時) | 約4時間(メイン強 約430lm) | 赤 | IP54 | 約74g |
| ハピソン YF-600Amazon|楽天|Yahoo! | 単4形乾電池×3(YA-LP4非対応) | 約300lm | 約3時間 | なし | IPX4 | 約90g |
| ハピソン YF-280BAmazon|楽天|Yahoo! | 充電式(650mAh・充電 約2時間) | 約280lm(メイン+サブ同時) | 約4時間(メイン強 約250lm) | 赤 | IP54 | 約63g |
| ハピソン YF-604(クリップライト)Amazon|楽天|Yahoo! | 単4形乾電池×3/YA-LP4 | 約300lm | 約2時間 | 赤 | IP54 | 約60g(電池含む) |
| ハピソン YF-605Amazon|楽天|Yahoo! | 単4形乾電池×3/YA-LP4 | 白 約50lm・赤 約50lm | 約20時間(白) | 赤・UV | IP54 | 約84g |
| ハピソン YF-203(チェストライト)Amazon|楽天|Yahoo! | 充電式(充電 約6時間) | 約600lm(ブースト 約650lm) | 約8時間(集光 強 約300lm) | 赤 | IP65 | 約168g |
出典:ハピソン YF-606、YF-602、YF-601、YF-281B、YF-600、YF-280B、YF-604、YF-605、YF-203
表から分かることは3つです。
- 明るさと点灯時間は両立しない:約500〜800lmのモデルは強点灯で約3〜5時間。白の約50lmに抑えた YF-605 は約20時間です。夜通し使うなら、弱点灯の時間(YF-601 は約30時間、YF-600 は約45時間)も見て選びます
- 軽さは充電式の小型モデル:ヘッドランプでは YF-280B(約63g)と YF-281B(約74g)が軽く、乾電池式は電池込みで約86〜95gです
- 雨・しぶきに強いのはチェストライト:YF-203 は IP65 で、ほかの8品(IP54・IPX4)より防水・防じんの等級が高い一方、重さは約168gあります
いちばん明るいヘッドライトはどれ?
9品の中でいちばん明るいのは、充電式の YF-606(強点灯 約800lm、ブースト 約2000lm)です。2026年5月発売の新モデルで、強点灯 約5時間、弱点灯(約200lm)約11時間、赤点灯(約5lm)約45時間と公表されています。充電時間は約3.5時間、重さは約100g、防水等級は IP54 です。
足場の悪い磯やテトラ帯の移動、広い範囲を照らしたい場面で明るさに余裕が欲しい人向けです。なお、ブースト(約2000lm)の点灯時間は公式の仕様表に載っていないので、点灯時間は強・弱・赤の数字で見積もってください。
出典:ハピソン YF-606
軽くて充電式がいいならどれ?
軽さと充電の手軽さで選ぶなら、YF-280B(約63g)か YF-281B(約74g)です。どちらも USB で充電する小型モデルで、充電時間は約2時間、防水等級は IP54 です。
YF-281B:最大 約500lm・電池1100mAh
メインLEDの強点灯が約430lm、サブの白色LEDと同時に点けると約500lmです。電池はリチウムイオンポリマー1100mAhで、メイン強点灯 約4時間、弱点灯(約70lm)約15時間、赤色LED 約19時間と公表されています。ハピソンは Type-C 充電へのリニューアル品と説明しています。
YF-280B:約63gの軽量モデル
メインLEDの強点灯が約250lm、サブと同時で約280lmです。電池は650mAhで、メイン強点灯 約4時間、弱点灯(約60lm)約8.5時間、赤色LED 約12時間。明るさより軽さを優先する人、帽子の上から長く着ける人に向きます。
乾電池式と充電式はどっちがいい?
充電できる環境があるなら充電式、予備電池をコンビニなどで買い足したいなら乾電池式です。ハピソンの乾電池式(YF-601・YF-602・YF-604・YF-605)は、別売の専用充電池 YA-LP4 も使えるので、両方の良さを取ることもできます。
| 電源のタイプ | 該当する製品 | 特徴(公式の仕様から) |
|---|---|---|
| 充電式(電池内蔵) | YF-606、YF-281B、YF-280B、YF-203 | 電池は本体に内蔵。充電時間は約2〜6時間(製品による) |
| 乾電池式+専用充電池対応 | YF-601、YF-602、YF-604、YF-605 | 単4形乾電池×3本(別売)。専用充電池 YA-LP4(2,300円・税抜)も使える |
| 乾電池式のみ | YF-600 | 単4形乾電池×3本(別売)。ハピソンは YA-LP4 非対応と明記 |
出典:ハピソン YF-600、YF-601、Hapyson Shop(YA-LP4の価格、2026年10月25日時点)
YF-602:乾電池式で最大 約600lm
メインLEDの強点灯 約600lm・弱点灯 約68lm、サブLEDの強点灯 約36lm・弱点灯 約8lm、赤点灯があります。点灯時間はメイン強 約3時間、メイン弱 約17時間、サブ強 約23時間、赤 約7時間。重さは電池込みで約95g、IP54 です。
YF-601:5段階の照射モード
ハピソンが「5段階照射モードなど搭載」と説明するモデルです。メインLEDは強 約500lm・中 約100lm・弱 約36lm、サブLEDの白 約28lmと赤があります。点灯時間はメイン強 約3.5時間、中 約12時間、弱 約30時間、赤 約24時間。重さは電池込みで約86g、IP54 です。
YF-600:シングルボタンのエコノミーモデル
ハピソンが「シングルボタンで簡単操作のエコノミーモデル」と説明するモデルです。白色COB LEDで強 約300lm・中 約100lm・弱 約30lm、弱点灯なら約45時間もちます。赤色LEDはなく、防水等級は IPX4、専用充電池 YA-LP4 には対応していません。
乾電池式を充電して使いたい人は、専用充電池 YA-LP4 を一緒に用意してください。
赤色LEDやUVライトが付いたモデルは?
9品のうち、赤色LEDがないのは YF-600 だけです。白色とは別に赤色の点灯モードがあり、用途に合わせて切り替えられます。赤点灯の明るさ・点灯時間は製品ごとに違うので、表と各製品の説明で確認してください。
YF-605 は、ハピソンが「赤ライトメインのヘッドランプ UVライト付き」と説明する2026年5月発売のモデルです。白は強 約50lm・中 約10lm、赤は約50lm で、UV(紫外線)LEDも付いています。点灯時間は白の強点灯で約20時間、赤 約7時間、UV 約15時間。重さ約84g、IP54 です。
出典:ハピソン YF-605
ヘッドランプ以外の選択肢は?
頭に着けないなら、首から下げるチェストライトと、帽子やウェアに留めるクリップライトがあります。
チェストライト YF-203:IP65・最大 約650lm
充電式チェストライト INTIRAY Rechargeable(YF-203)は、首から下げて胸元を照らすタイプです。集光・散光それぞれ強 約300lm、両方同時のダブル 約600lm、ブースト 約650lmで、集光の強点灯は連続 約8時間、赤点灯は約52時間です。防水等級は IP65 で、ハピソンは「雨の日でも使用できる防噴流型」と説明しています。重さは約168g、充電は約6時間です。
Amazon で YF-203 の品番が一致する商品ページが見つからなかったため、この記事では購入ボックスを載せていません。購入はハピソン公式の製品ページで販売店を確認してください。
クリップライト YF-604:約60gで角度を90度調整
YF-604 はクリップで留めて使うライトで、ハピソンは「90度角度調整可能!4段階照射モード付き」と説明しています。強 約300lm・中 約100lm・弱 約33lmで、点灯時間は強 約2時間、中 約6時間、弱 約18時間。電池込みで約60g、IP54 です。
釣り方別のおすすめ
- 夜の堤防・タチウオ(陸っぱり):明るさと点灯時間のバランスがいい YF-601(強 約500lm・弱 約30時間)か、充電式の YF-281B。タチウオの釣り方はタチウオの釣り方で解説しています
- 夜のシーバス・磯の移動が多い:最大 約800lmの YF-606。ロッド選びはシーバスロッド比較へ
- 雨や波しぶきが多い場所:IP65 のチェストライト YF-203
- なるべく軽く・手軽に:約63gの YF-280B、クリップで留めるならクリップライト YF-604(約60g)
- 電池を現地で買い足したい:単4形乾電池で動く YF-601・YF-602(YA-LP4 で充電式にもできる)
- 夜の船でテンヤタチウオをする:船上のライトの使い方は船宿の指示に従ってください。タックルはタチウオテンヤロッド比較で比べています
買う前の注意点
- 点灯時間は目安:表の時間はメーカーの公表値です。使う電池や使用条件で変わることがあるので、長時間の釣りでは予備の電池や充電手段を持っていきます
- 防水等級は水没を想定していない:IP54・IP65 の2桁目(4・5)は飛沫・噴流水に対する等級で、水中に沈めることへの保護(7・8)ではありません
- YA-LP4 は対応機種だけ:ハピソンは YF-600 を YA-LP4 非対応と明記しています
- 周りへの配慮:乗合船や混んだ堤防では、人の顔に光を向けないようにし、釣り場・船宿のルールに従ってください
- 価格はオープン価格:メーカー希望小売価格がないため、販売店ごとに価格が違います
夜釣りの小物は釣り用プライヤー比較・タックルボックス比較、冬の夜釣りの手元対策は冬の釣り用グローブ比較で比べています。
まとめ
釣り用のヘッドライトは、明るさ(lm)と強点灯の点灯時間、電源、防水等級の4つを見れば選びやすくなります。ハピソンの9品なら、明るさ重視は YF-606、軽さ重視は YF-280B、バランス型は YF-601・YF-281B、雨やしぶきが多い場所は IP65 のチェストライト YF-203 が候補です。自分の釣りが何時間続くか、充電できるかを決めてから、表の中から選んでください。
よくある質問(FAQ)
釣り用のヘッドライトは何ルーメンあればいい?
この記事のヘッドランプ7品のうち、赤ライト中心の YF-605 を除く6品は、強点灯の明るさが約250〜800lm(YF-281B・YF-280B はメインLEDのみの値)です。明るいほど点灯時間は短くなるので、強点灯の時間と弱点灯の時間を両方見て、釣りの長さに合うものを選んでください。
ヘッドライトの防水はIPいくつあればいい?
IP54・IPX4 の2桁目「4」は、あらゆる方向からの水の飛沫に対する保護です。雨や波しぶきが多い場所なら、2桁目が「5」(噴流水に対する保護)の IP65 のチェストライト YF-203 が候補になります。どちらも水中に沈めることは想定していません。
充電式と乾電池式のヘッドライトはどっちがいい?
充電できる環境があれば、USBで充電できる充電式(YF-606・YF-281B・YF-280B)が手軽です。電池切れに備えたいなら単4形乾電池で動く YF-601・YF-602 を選び、専用充電池 YA-LP4(2,300円・税抜、2026年10月25日時点)と組み合わせる方法もあります。
チェストライトとヘッドランプはどう違う?
ヘッドランプは頭に着けて顔の向きに光が動き、チェストライトは首から下げて胸元から照らします。ハピソンのチェストライト YF-203 は IP65・最大 約650lmですが、重さは約168gと、ヘッドランプ(約63〜100g)より重くなります。
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